jumbled fa[bric]olage


日本建築学会 情報システム技術委員会主催 技術部門設計競技 「デジタルデザイン環境によって可能になる建築・都市」提出のパビリオン建築のプロポーザル。
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忘れられた物置小屋の、古い、がたついた構造に囲まれた空間のように。
明滅する光の粒、影、充満する物質の密度感を、差異化しながら定義するデジタルデザインツールを制作し、パビリオン建築の内部空間として具体化する。
折り重なる棚と、架け渡された薄い屋根により、時間が止まったような光を孕む構造体をつくる。
下に、制作した一連のデジタルツールの主要な要素をリスト化した。

「Field Weaving」 : 
ヴァナキュラーな素材の構成方法である「編み」、「絞め」、「組み」といった技術に着目し、デジタル環境で再解釈、3 次元で密度分布のパターンを空間に編み込み、密度の濃淡に準じて、硬さの異なる複数の素材と構法を割り当てる。
「Graft Weaving」 : 
Field Weaving の接地点に基づき、屋根面を支える最適な構造体を計算し、得られたボリュームをField Weaving に「継ぎ」合わせる。
「Stitching」 : 
上記により生成された構造体を、トップライトと屋根面により建築として一体化する。
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日本建築学会 情報システム技術委員会主催 技術部門設計競技にて優秀賞受賞 © kwwek// 木内俊克 + 砂山太一