大槌町町方地区
中心市街地


東日本大震災により被災された岩手県大槌町における、復興計画の事業化に際し、具体的な協議に向けた計画案の修正・調整作業を行う為、東京建設コンサルタントのチームに加わり、2012年度時点での同町・町方地区中心市街地の具体的な空間イメージの検討業務を行った。
復興計画案はその実現への過程でむろん絶えず見直しが必要なものであり、同検討業務もあくまで2012年度時点での情報を元に地区の空間イメージを暫定的に視覚化・整理することを目的にしたもので、後のデザイン会議・地区別ワーキンググループ会議・住民ワークショップといった発展的な計画案の調整を行う為の下地づくりとして同作業が行われた。

具体的な検討内容を一部抜粋すれば、「1.町方地区再生の拠点として、様々な用途施設を御社地広場を中心に集約する 2.半径200mの低層高密な施設配置により活気あるエリアを早期に生み出す 3.中心市街地と連携し、運動施設を集約する」といった方針の下、生活動線と避難動線を重ね合わせた道の骨格を軸に、地域の歴史的核と点在する植樹・緑地帯、散歩道を織り重ねた、「散歩したくなる」町のイメージが追及された。
多様な生活動線を幾重にも織り込み、それらが緑のコモンスペースを介して多重にネットワークされていくような町の構造を目指して、空間イメージの形成を図った。

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大槌町町方地区空間イメージ検討業務 /岩手県大槌町、日本、2012年度時点での町方地区中心市街地の空間イメージ検討資料として © 東京建設コンサルタント、東京大学